国際線の飛行機乗り継ぎは何時間あければいいか
今日はですね、私の失敗談を元に、国際線の飛行機乗り継ぎは何時間あければ安心なのか、を考えていきます。
そもそも乗り継ぎとは
目的地まで直行ではなく、目的地より前の地点(都市)で別の飛行機に乗り換えることです。例えば、現在はウィーンまでの直行便は日本からなくなってしまったので、フランクフルトなどで飛行機を乗り換えなくてはいけません。もちろん、直行便がある都市でも値段や時間の関係であえて乗り継ぎしていく場合もあります。
なぜ乗り継ぎ問題が起こるのか
飛行機は定刻で出発しても電車と違い、到着時間が20分から30分くらいは普通に変わったりします。早く着く分にはいいのですが、ちょっとでも遅くなると次の便への時間がどんどんなくなってくるのです。
例えば、乗り継ぎを1時間見ていたとして、30分到着が遅れると残りは30分しかありません。初めての空港で30分ってかなりきっつきつです。多くのヨーロッパの国が目的地で乗り継ぎもヨーロッパの場合(例えばウィーンが目的地でフランクフルトが乗り継ぎ)は乗り継ぎ地点で入国審査をするので30分で移動と入国審査を済ませなければならないわけです。それもすっごく広い空港で。
しかも問題はハブ空港(多くの飛行機が乗り入れしている空港)の場合、同時にたくさんの飛行機が到着することがあり、入国審査がものすごい混むんですね。
ジャンボ3機が同時に到着した時には…。私はそれをヘルシンキで体験して大変焦った思い出があります。
結局何時間あければいいのか
それで本題です。そりゃ、電車のように5分くらいで次の電車に乗れれば時間のロスも少ないし、スムーズに時間は流れます。でも先ほど説明したとおり、飛行機は中々時間が読めない。今や、ヨーロッパの入国審査は厳しくなったせいで3時間待ちもしょっちゅうだと聞く。2年前とは言え、私もフランクフルトで2時間の乗り換え時間でえらい目にあった。そう考えると旅の達人でもなければ少なくとも3時間、できれば4時間くらいはあけておいてもいいんじゃないか。ちょっと空港で時間が余っちゃったな、くらいが気分的にはちょうどいい。
他に対策はないのか
乗り継ぎ時間とは別の話になりますが、乗り継ぎする複数の飛行機はアライアンス(航空会社のグループ)が同じ会社にしておいた方が安心です。
なぜなら
- 日本からチェックインできるときがある
- 到着と出発のターミナルが同じである場合が多いから
日本からチェックインできるということは、乗り継ぎ地点での作業が一つ減るわけで、それは同時に時間の短縮につながります。
また、ターミナルが同じだと移動の距離が大幅に短縮され、こちらも時間がかからずにすみます。
フランクフルト激走後、なんとかたどり着いたチェコの街。