オーロラ旅行 オススメの服装とは
オーロラを見るために北欧やアラスカに行った経験をもとに服装のアドバイスをします。
はじめに
私がオーロラを見たくて初めてフィンランドに行ったのは2011年のこと。しかし残念ながらオーロラはほとんど見られず、オーロラリベンジと題してアラスカに行ったのが2013年。まずは2か所の違いから。
気温
フィンランドもアラスカもオーロラは見られますが、気候が結構違います。簡単に言うとフィンランドは暖かくてアラスカは寒い。
例えば1月の平均気温は
フィンランドのサーリセルカ -14.5℃
アラスカのフェアバンクス -23.4℃
どちらも寒すぎてよくわかないかもしれませんが、体感的にも圧倒的にフェアバンクスの方が寒かった。どれくらい寒いかっていうとサーリセルカは外でオーロラが出るのを待てるけどフェアバンクスは外でずっと待ってると足の指先の感覚がなくなる感じ。
オーロラを見る時間帯
ちなみに見る時間帯も違います。サーリセルカに行ったときはガイドさんから大体21時くらいから23時くらいに見えると言われました。フェアバンクスは夜中の0時~2時くらいに見えます。
準備した衣類
2か所の比較をしてみましたが、それで準備するものが違うかっていうと実はそれほど違いません。とにかく寒い、ってことに変わりはないから。いずれにしても、とにかく最低限これだけは持って行かないと寒くてオーロラどころじゃない、というものをピックアップしてみます。
インナー
ヒートテックの上下
言うまでもなく、これは必須です。
登山用靴下
旅行会社を通していく場合、大体は靴のレンタルもあると思います。でも靴下はあったりなかったり。靴だけでは防寒はできないので、厚手の登山用靴下を用意するといいですよ。
アウター
分厚いダウンコート
街中を歩くときにはふつうの厚手のダウンコートが便利です。なぜならレンタルの防寒着はつなぎだったり、分かれていてもスキー用っていう感じで、街歩きには適していないから。軽くて暖かいダウンはやはり便利です。
薄手のダウンコート(ウルトラライトダウンのような)
分厚いダウンコートは街歩きに着るためですが、対して薄手のダウンコートはオーロラ鑑賞時に着ます。中からヒートテック→セーター→薄手のダウン→レンタルの防寒着の順です。やり過ぎじゃない?って思うかもしれませんけど、本当に寒いので持って行って損はありません。
その他
5本指手袋
これまたオーロラ鑑賞時にレンタルの手袋の下に着けます。まぁ、だいたいなんでも2重にしておけば間違いありません。で、なんで5本指かというとカメラ操作に対応するためです。
帽子
これはさすがに2重にはしませんでしたが、耳まで隠れるサイズで準備することをおすすめします。とにかく衣服から外に出る面積が少しでも小さくなるようにするためです。
イヤーマフ
帽子の下にこれをつけるとかなり防寒になります。無印などで売り出されるコンパクトなタイプがかさばらなくてオススメです。
とにかく暑苦しいくらいの格好でちょうどいい、と思ってください。現地に行ってから調達できるものもありますが、サイズが合わなかったり、デザインで躊躇したり…。できるだけ日本で準備していく方が安心です。
私はオーロラが発生し始めるところが好きです。その瞬間を目にするためにもぜひ防寒対策してくださいね。
ではよい旅を!